社内SE

情シスは攻める?守る?どちらもやります。

競り合い

仁(JIN)です。

社内のITを担当とする部署といえば「情報システム部」

「情シス」なんて呼ばれることが一般的だと思っていたのですが、

ふと他の部署の部長に「コーポレートエンジニアって何?」

「情シスじゃないの?」

「何が違うの?」

「よくわからない!」などと質問を受けました。

せっかくなのでブログに書きたいと思います。

情シス(社内SE)とコーポレートエンジニアの違い

私は、一緒だと考えています。

ただ、これまでの情シスのイメージがあって、

その情シスとは明確に区別したい!

ということではないでしょうか。

よくわからないですよね。

少し長くなりすみませんが、お付き合いください。

これまでの「情シス」のイメージ(守るIT)

ITの守り人、THE・運用保守!

情シスは、IT関連の運用保守を基本業務とします。

消費増税や改元など制度や法律の大掛かりな改正があれば

システムの対応が必要であり、その対応に追われます。

この対応を誤るとシステム障害につながりかねません。

そのようなことがないよう、

情シスは常にシステムの状態を監視して、

トラブルを未然に防ぐためのメンテナンスを施したり、

障害が起こったときに復旧にあたったりする役割があります。

まさに守り人。情シスは、保守的なイメージを持たれがちです。

困った、THE・ヘルプデスク!

PCに関わりそうなことならとりあえず情シスに。

社員は、一人ひとりITリテラシーが異なるため、

中には基本的なソフトウェアであっても

「使い方がわからない」という方が結構います。

こういった初歩的な「困った」から、

ハードやソフトの不具合、操作性の改善要望など、

ITに関するあらゆる問い合わせに対応する

ヘルプデスク業務も、情シスの大切な業務です。

コーポレートエンジニアのイメージ(攻めるIT)

より経営に近い立ち位置、ITも戦略!

ITは「使うもの」から「なくてはならないもの」へ

「一から作り上げるもの」から「あるものを使いこなすもの」へ

情シスへの要求は変化しつつあります。

IT技術を駆使した「業務改善・効率化」が求められるだけでなく、

『新規ビジネスの創出』といった部分を求められる会社もあるようです。

そして、そういった新しい取り組みをしている企業で

「コーポレートエンジニア」といった

新しい呼び方をされている印象を受けます。

情シスは守るだけなのか(攻めれないIT)?

情シスが先頭に立って「業務改善・効率化」できない理由

攻めるのか守るのか。

本来どちらも情シスの役割です。

情シスは少数精鋭の体制となっている企業が多く

圧倒的にマンパワーが足りないため、

顕著に前と出ていくことができず、

改善を行いたい利用部署は順番待ちに・・・

というのが実情でしょうか。

まとめ

IT戦略こそが情シスのやりがい

「情シス」、「社内SE」、「コーポレートエンジニア」

呼ばれ方はそれぞれあると思いますが、

呼ばれ方はどうでもよくって

「既存のビジネスの改善」と「新しいビジネスの戦略」に

積極的に携わることが大切なのではないでしょうか。

それで、会社の事業が良くなれば尚よいですね。

呼ばれ方はどうでもといいましたが、

経営層から見て重要な部署と見られることは嬉しいことです。

経営層からITの専門家という立場で意見を求められたりと、

色々とビジネスモデルを考える機会が増えているように思います。

IT業界のニュースだけではなく、

マーケティング関連のニュースも知っておくと良さそうですね。